サカモトくんちの日記
水槽自慢です
2022-06-15
久しぶりの投稿ですいません。
最近、10時を過ぎると無性に眠くなり、
「体に異常が!?」
と心配していると
「年取ったせいやね~」
と、繊細な心に突き刺さる言葉を
もらったサカモトくんです。
さて、我が家には、小さい水槽があり、
私が管理しているのですが、
しばらく掃除をさぼっていたため、
見たことないような、無精ひげのような藻が
いくつもガラス面に生えていました。
「ペットを売っているものとしてダメダメだな・・」
と反省をし、水槽大掃除をすることにしました。
実は、水槽をきれいにする時に、心に決めていた野望がありました。
それは、
「かっこいい石のレイアウトしてやろう!」
です。
雑誌を見ると、渓谷などの大自然をイメージさせるような
美しいレイアウトが目白押しです。
「イメージがあふれちゃうな。フッ」
芸術家のような言葉をつぶやくと
早速、ペット売り場向かいました。
(図工の通知表3以上取った事なし!)
しかし、私の求めるイメージに近いものがありません。
「ないなら作ればいい・・・フッ」
私のやる気はとどまるところを知りません。
(仕事に、その情熱を注げって?
その通りです…)
エクステリア売場から石をチョイスし、
ディスクグラインダーでカット。
「あれ?もっと尖らせないと。」
「あれ?もっと山みたいのができるはずなのに・・・」
悪戦苦闘の末、
とにかく、図工通知表最高3の実力を発揮して
なんとなくできあがりました。
次は、自宅に持ち帰り、石を煮沸層毒です。
石から、アクなどが出て、魚に悪影響を与えるのを防ぐためです。
家の鍋を使うと、後が使えなくなるので、
店で、198円の安い鍋を買いました。
外で、カセットコンロを用意しましたが、
買ってきた鍋が小さすぎて、コンロの五徳
ぎりぎりで乗るような状態でした。
「よし、沸騰したな。石を入れよう。」
一つ、二つと投入していると悲劇が。
「あっ、バランス崩した!!」
バシャッ
「またバランス崩れたっ!」
バシャッ!
計三回ぐらい水をこぼしてしまいました・・・
いくつもの苦難を乗り越え、
サカモトくん水槽の完成です。
「美しい・・・」
苦労したため、補正がかかり、
通常の3倍増しぐらい美しく見えました。
「あっ、そうだ!ブログの載せて皆さんに
見てもらおう!」
自己顕示欲の塊になった私は、
写真を撮り、会社に行きました。
ブログを書こうとしていると
休憩している従業員さんが!
「これ、うちで作った水槽!ブログに載せようと思って」
と、さりげなく写真を見せました。
「あー、ブログに載せるんですねー」
ちらっと見た従業員さんは、去っていきました。
「フッ、もっとじっくり見てくれ・・・」
心で訴えるサカモトくんでした。

取材が来ました!
2022-03-10
皆さんこんにちは!
やっと少しずつ暖かくなり、
半袖にいつ変えるか
タイミングをはかっているサカモトくんです。
(すでに何名か、半そでに変えている常識知らず・・・いやいや、寒さ知らずの店員がいます。)
皆さんに朗報です!
実は、本日KBCラジオのレポーターさんが取材に来られたんです!!
(えっ、そんなことで興奮するなですって?
すいません。こういう事に興奮してしまう小市民です。)
当店で売っている、コニシ株式会社さんの
接着剤アロンアルファシリーズ
のニューアイテム
「タフパワー」
という商品のPRで、当店を使っていただいたんです。
番組は、私が中学の頃聞いていたラジオ番組
「PAO~N]
という番組という事でしたので、
(昔は夜にやってました)
私もテンションが上がりました。
取材を受けるのは、同世代の男性スタッフです。
「PAO~N、中・高校生の頃、聞きよったよね!」
「はまったー!」
「超心理学コーナーめっちゃ聞きよった!」
「俺も俺も!」
福岡の40~50代の人にはわかってもらえると思います。
レポーターのきれいな女性が来られ、打ち合わせをした後、
4時過ぎにいよいよインタビューが始まりました。
少し棒読み気味の当店スタッフと、流ちょうなリポーターさん。
(なにか面白いことが起きないかな~)
とすでに、ブログに書くことを考えている私!
しかし、何事もなく順調にリポートは終了するのでした。
(無事に終わり、なぜか少しがっかりしている私。)
「ありがとうございました~」
爽やかに、リポーターやメーカー・広告社の方が
帰って行かれた後、
やり遂げて満足感いっぱいのスタッフに、
「お疲れ様!うまくいったね」
とねぎらいの言葉をかけると、
「ええ、いい結果が残せたと思います!」
と、ドヤ顔のスタッフ。
ちょっと、イラっと・・・
いやいや、
ホームセンターサカモトをアピールしてくれたスタッフに
感謝・感謝のサカモトくんでした。

親切っていいですね
2022-02-13
皆さんこんにちは!
年明けて、やっと更新して、反省しきりのサカモトくんです。
さて、普段、困っている人を見かけたら、
皆さんどうされますか。
もちろん手助けされていると思いますが、
年末、
私に、親切にして下さった方のお話をしたいと思います。
それは年末、夕方でした。
「トゥルルルル・・」
1本の電話が鳴りました。
「はい、ホームセンターサカモトです!」
「そちらでおもちゃを買ったんですけど・・」
嫌な予感・・・
「パーツが入っていないんですけど・・」
予感的中で、詳しくお話を伺うと、そのおもちゃのパーツがないと遊べないという事と、孫が楽しみにしているという事がわかりました。
クリスマスの後なので、余計に申し訳なくなり、
「すいません!パーツ今からお持ちします!」
とお客様に伝え、住所を聞いて
お伺いさせてもらうことになりました。
さほど時間がかからずスマホのナビで
住宅街に到着しました。
年末ですので、運送便の方々の姿もちらほら見えます。
お客様に、
「到着しました。」
と電話すると、
「表に出てきます。」
と返答があり、待っていましたが、
なかなか姿が見えません。
電話が鳴り、
「表に来ましたけど・・見当たらないんですが?」
「えっ!」
ウロウロしますが、お客様のの姿は見当たりません。
外は寒く、お客様がその中を探されていると思うと、気持ちばかり焦ります。
さらにウロウロしてると、
「どうしたんですか。」
と運送会社の方が声をかけてきました。
「いやー、ナビ通りに来たんですけど
お客様が見当たらないんですよー」
「ちょっと住所見せて。・・・
ああ、これもっと先の方だよ。
ついでだから案内するよ。ついてきて!」
「えッ!いいんですか!忙しい時に
すいません!」
「いいよいいよ!」
親切な運転手の方の先導で、
ついていくと、
お客様の姿が!!
「お待たせしました!!」
急いでお客様に挨拶をし、
お礼を言おうと運転手さんの方を見ると、
すでに去って行かれていました。
お客様に喜んでいただけましたが、
運転手さんにお礼を言うことが出来なかったのが
心残りとなりました。
年末の忙しい時にもかかわらず、案内してくれ、
たどり着いたとわかったら黙って去っていった
心優しい運転手さんに、この場を借りて
心から感謝したいと思います。
私も当たり前のように優しくできる、
そんな人間を目指したいです。
(でも、結構優しいような気もするなあ・・・)
コラコラ!後ろで抗議の声を上げない!!!!

年末最後のいい話
2021-12-23
年の瀬も押し迫り、皆様、慌ただしくされていると思います。
毎年、季節感が薄くなり、年の瀬というより、
自分の年齢が過ぎ去さっていくをひしひしと感じている
いつまでも若くいたいサカモトくんです。
さて、うちのお店には、店をかわいがってくれる
たくさんの常連客の方がいらっしゃるのですが、
とてもうれしいお話を聞いたので、
皆さんにお伝えしたいと思います。
ペット売り場に、小さい頃からお母さんと一緒によく来ている
生き物が大好きな男の子がいました。
ペット担当の女性と顔見知りになり、
ペットの事だけでなく、
いろんな相談にも乗ってやったりしたそうです。
その子供も大きくなり、就職して見なくなっていたのですが、
最近、そのお母さんがペット担当の女性を訪ねてこられました。
なんと、その子が結婚することになり、
お母さんがサプライズ動画を作成するので、
担当者にも出演してほしいとのことでした。
担当者は、ぎこちない笑顔とお祝いの言葉を
撮影して、お母さんに送っていました。
後日、お母さんが再び来られ、
「とても喜んでいた~!!」
と嬉しそうに話されていたそうです。
私も、後でその動画を見せてもらったのですが、
小さい頃からの思い出の場所や人物などをきちんと編集してあり、
お母さんが
「息子を喜ばしてやろう!」
と、張り切ってつくったのがわかる、
愛情のこもった、とてもいい動画でした。
そんな中に出演できた店員はとても幸せだと思います。
うちの店や、店員を好きになってくれたお客様が、
何年、何十年たっても、つながって、
また交流ができる。
私たちにとって、こんなにうれしいことはありません。
その話をしてくれた店員もとても嬉しそうでした。
お客さんといい関係でつながっていける幸せな店
いつまでも、そんな店でありたいと思います。

子猫物語
2021-11-11
急激に気温が下がってきて、夜、厚い布団にするか、毛布のみにするかお悩みの皆様
お元気でしょうか。
売場での半そでスタイルがそろそろ恥ずかしくなってきているサカモトくんです。
先日の事です。
閉店業務が終わり、みんなでゾロゾロと帰っていると
「ニャー・・ニャー・・」
どこからともなく猫の鳴き声がしました。
「なんか川の方から聞こえん?」
「どこやろー。見えんねー」
両側コンクリートで、4mぐらいの高さがある川なので、
下の方は暗くて見えません。
懐中電灯を店から取ってきて、下を照らすと・・・
「ニャー・・・」
「おった、おった!」「草の中におる」
川の端に、15cmほどのコンクリートのふちがあり、
そこの草が生えているところに、小さな子猫がいました。
「どげんしようか・・・」「川に降りらんと無理やろ・・」
「長靴を履けば何とか・・・」
どうやって助けるか、
ガヤガヤとみんなで話しているその時!!!
「僕、降ります!!!」
新人君が元気よく声を上げたのです!
「そうか!」 「やってくれるか!!」
応援する先輩たち!!
(自分が下りるとは言わない)
店から長靴を取ってくると、新人君は、設置してあるはしごを使い、降りていきました。
「もう大丈夫❤」
と、やさしく手を伸ばす新人君・・・・
「フシャーッ!!!」
「うわあー!!」
子猫とはいえ、野生のネコ。
新人君に攻撃を仕掛けるのでした。
「後ろから捕まえんと!後ろから!」
「フシャーッ!」
「うわあ!」
「首根っこをつかまんと!首根っこ!」
「フシャー!」
「うわあ!」
先輩達の適当なアドバイスと、忠実に行おうとする新人君!
そして全くそれを受け入れないネコ!
この攻防が延々と繰り返されるのでした!
「らちがあかんな・・・」
私は、店に網を取りに行きました。
戻るとネコは逃走中。
それを追って坂本軍団がゾロゾロついて行っていました。
逃げる先を見ると、そこにはしごが!
先回りして、はしごを降り、網を構える私
新人君と私の挟み撃ちで、どうにかネコは網の中に入りました。
「よっしゃ!」
暴れるネコを上にあげると、網の中から脱兎のごとく逃げていきました。
「いやー、よかったよかった。」
満足げに帰っていく先輩社員たち。
(特に何もしていない。)
新人君はというと、ちょっと背中に影が見えます。
「よかったね!」
と声をかけると、
「僕、実はネコ苦手なんですよ・・」
と、まさかの告白!
「えっ!そうなの!よく頑張ったね!」
「頑張ったんですけど・・でも・・・あのネコ・・・
いじめられた感、満載で逃げていきましたね・・・
なんか報われない感が・・・」
「い、いやー、絶対あのネコわかってるって!
恩返しあるかもよ!いい事あるかも!」
「ですよね。助けられてよかったです!!」
と、笑顔で帰っていく新人君。
(ええ子や・・・)
後ろ姿を見ながら、そっと涙をぬぐうサカモトくんでした。
後日・・・・
「なんかいいことあった?」
と尋ねる私に
「いや、逆になんかちょっと不運でした!」
と笑顔で答える新人君がいました。
ホンマにええ子や!!
